食事から摂るのが基本
ビタミンもミネラルも、まず毎日の食事から摂るもの。ここは商品があってもなくても変わりません。
FULL_LENS · 基礎栄養
ビタミン13種とミネラル10種を、1日4粒にまとめたマルチビタミン・ミネラルです。種類をそろえるだけでなく、ビタミンB群の配合量が高いことが、この商品の位置づけになっています。
13種、10種という数え方には理由があります。どれも体の中で別々の役割を持っていて、ひとつを多く摂っても、別のひとつの代わりにはならないからです。
ビタミンとミネラルは、それ自体がエネルギーになる栄養素ではありません。体が糖質やたんぱく質をエネルギーとして使うとき、骨や歯をつくるとき、酸素を全身へ運ぶとき。場面ごとに、別の種類が必要になります。
そしてどれも、体の中で十分につくることができません。だから食事から摂ることが前提になっていて、厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』では、栄養素ごとに1日どのくらいという目安が年齢・性別ごとに決められています。
つまり足りているかどうかは、栄養素ごとに別々の話です。食事が不規則になったとき、全部が均等に減るのではなく、その食品群から摂っていた栄養素だけが抜けます。
食事の回数や内容が日によって変わると、特定の食品群から摂っていた栄養素だけが抜けます。乳製品を摂らない日が続けばカルシウム、魚や肉が少なければ鉄や亜鉛。全体が均等に薄くなるのではなく、抜ける場所が偏る。これが、栄養素を種類ごとに見る理由です。
ビタミン13種とミネラル10種を、1日4粒にまとめています。ただし、すべてを同じ考え方で入れているわけではありません。ビタミンB群は1日の推奨量を大きく超える量が入り、カルシウムやマグネシウムは推奨量を下回ります。この偏りが、この商品の設計です。
B群8種はビタミン13種の中に含まれます。13と8を足して21種にはなりません。棒の長さは種類数の比で、量の比ではありません。
WHAT'S SPECIAL?
13種+10種というそろえ方そのものは、マルチビタミン・ミネラルとして珍しいものではありません。この商品を分けているのは配合の偏りです。ビタミンB群は1日の推奨量の10倍以上、一方でカルシウムは推奨量の半分以下。公式もビタミンB群の含有量が高いことをこの商品の特徴として説明しています。原材料には酵母、アルファルファ・パセリ・クレソン濃縮物、アセロラ濃縮物、ケルプ粉末、カキ殻粉が使われていますが、公式はこれらを他社製品に対する優位性としては説明していません。独占原料や世界唯一という位置づけでもありません。
1日4粒を数回に分けて。食品なので時間帯の決まりはありません。そしてこの商品には、同じシリーズの中でどれを選ぶかという、公式が明示している論点があります。
ビタミンもミネラルも、まず毎日の食事から摂るもの。ここは商品があってもなくても変わりません。
食事の内容が日によって変わると、特定の食品群から摂っていた栄養素だけが抜けます。
13種と10種を1日4粒に。足りない場所を埋めるのではなく、そろえ直すという使い方です。
注意:この商品は1日4粒が目安です(公式の対象年齢は6歳以上)。4粒にはビタミンB6が50mg含まれます。ビタミンB6の耐容上限量は年齢・性別によって異なり、食事や他のサプリメントも含めた1日の合計についての指標です。年齢別の数値は『もっと知りたい人へ』に記載しています。/マルチビタミン・ミネラルは、トリプルX、ニュートリQプラス、デイリー(チュアブル)のいずれかひとつの使用が推奨されています。食物アレルギーのある方や通院中の方は医師に相談してください。まれに体質や体調により合わない場合がありますので、その場合は使用を中止してください。
13と10は、そろえている栄養素の種類数です。量の多さでも、効き目の大きさでもありません。量を見ると、この商品の性格がはっきりします。ビタミンB6は4粒で50mg、1日の推奨量(成人男性1.5mg)の30倍以上。一方カルシウムは350mgで、推奨量750mgの半分以下です。種類をそろえつつ、B群に寄せた設計だということが数字から読めます。
言える範囲:倍率は、公式が公表している配合量と厚生労働省の食事摂取基準から編集部が計算した参考値です。公式が示している数字ではありません。またB群8種はビタミン13種の中に含まれます。推奨量と耐容上限量は別の指標です。
4粒(2.60g)当り エネルギー5.73kcal、たんぱく質0.242g、脂質0.11g、炭水化物0.95g、食塩相当量0.018g。ビタミンA 600µg、B1 25mg、B2 25mg、B6 50mg、B12 100µg、ナイアシン30mg、ビオチン30µg、葉酸200µg、パントテン酸5mg、C 100mg、D 2.5µg、E 10mg、K 6-16µg。カルシウム350mg、カリウム100mg、鉄10mg、亜鉛11mg、銅1.8mg、ヨウ素37.5µg、マグネシウム78mg、クロム35µg、セレン60µg、モリブデン30µg。/参考:厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2025年版)』における30〜49歳の推奨量は、ビタミンB1が男性1.2mg・女性0.9mg、B2が男性1.7mg・女性1.2mg、B6が男性1.5mg・女性1.2mg、ビタミンCが男女とも100mg、カルシウムが男性750mg・女性650mg、鉄が男性7.5mg・月経のある女性10.5mg、マグネシウムが男性380mg・女性290mgです。
カキ殻粉、酵母、コーンスターチ、アルファルファ・パセリ・クレソン濃縮物、ケルプ粉末、マルトデキストリン、柑橘類乾燥物、アセロラ濃縮物、ゼラチン、オリーブ油ほか。公式は、使用されているビタミンが天然由来か合成かについては開示していないと説明しています(すべての原材料は安全性が確認されたものを使用、との記載)。/ビタミンB6の耐容上限量は年齢・性別ごとに定められており、6〜7歳20mg、8〜9歳25mg、10〜11歳30mg、12〜14歳40mg、15〜17歳は男性50mg・女性45mg、18〜29歳は男性55mg・女性45mg、30〜49歳は男性60mg・女性45mgです(いずれもmg/日)。この商品の1日4粒にはビタミンB6が50mg含まれます。耐容上限量は食事・サプリメントを合わせた1日の総摂取量についての指標であり、単一製品の摂取可否を示す値ではありません。ビタミンB1・B2には耐容上限量が設定されていません。カルシウムの耐容上限量は2500mg/日です。/尿の色について公式は、ビタミンB2が元々鮮やかな黄色でありそれが尿の色に影響していると考えられるとしたうえで、胃が重いなど他の不調や不快感がなければ特に摂取量を減らす必要はないと回答しています。そのうえで、どうしても気になる場合は1日4粒の目安から粒数を減らしても差し支えないとしています(尿の色に関する問い合わせへの回答)。/品質について公式は、製造時に各原料について厳しい品質管理を行い、いずれの原料も社内の基準を満たしたものを使用していると説明しています。これはニュートリライト製品全般についての説明です。植物由来の成分を使用しているため製品の色にばらつきが出ることがある、とも説明されています。/公式ページ間で1日4粒あたりのエネルギー表記に5.73kcalと6.44kcalの2つが確認されており、本ページでは栄養成分表示側の5.73kcalを採用しています。この商品そのものを対象にした人での試験は、本ページの確認範囲では取得できていません。
ALICE INTERPRETATION
ビタミン13種とミネラル10種を1日4粒でそろえ、その中でビタミンB群の量に振り切ったマルチビタミン・ミネラルです。
種類をそろえる商品は他にもある。この商品の比べどころは、B群に寄せた配合と、3製品の中での選び分けです。
ビタミン13種・ミネラル10種を1日4粒にまとめた、いわゆるマルチビタミン・ミネラルです。
種類をそろえたうえで、ビタミンB群に量を寄せています。B1 25mg・B2 25mg・B6 50mgは、いずれも1日の推奨量の10倍以上。一方カルシウムやマグネシウムは推奨量を下回ります。公式もB群の含有量が高いことをこの商品の特徴として説明しています。
配合の偏りそのものです。原材料に酵母や植物濃縮物を使っていますが、公式はそれを優位性としては説明しておらず、独占原料でもありません。
確認できるのは配合量と、厚生労働省の食事摂取基準という一般的な目安、そして公式が示す3製品の選び分けです。この商品そのものを対象にした人での試験は、確認できた範囲にありません。公式が挙げる『はやく元気感を取り戻したい時に』という説明は、体感についての公式の表現であって、確かめられた結果ではありません。
不足を治す商品ではなく、日によって変わる食事の中でそろえる種類を一定にしておく商品です。決め手は種類数ではなく、B群に寄せた配合と、3製品の中での位置づけ。『手軽さを重視するならこれ』という公式の整理に自分が当てはまるかで決まります。
マルチビタミン・ミネラルは、それ自体では差の見えにくいカテゴリです。だからこそ、種類数ではなく配合の偏りとシリーズ内の選び分けまで見えると、選ぶ理由がはっきりします。Aliceなら、B群の量に意味を感じるかどうかを最初の分かれ目に置きます。