善玉菌は減っていく
公式は、加齢・不規則な生活・ストレスなどで体内の善玉菌が減少すると説明しています。
FULL_LENS · 腸・消化
腸にとどまることに着目して選ばれた5種類の乳酸菌・ビフィズス菌を、1日1本63億個で摂るスティックタイプのサプリメントです。
公式の説明はこうです。健康のためには善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌)の多い腸内環境が重要で、体内の善玉菌は加齢、不規則な生活、ストレスなどで減少していく。だから外から入れるという考え方です。
そのうえで公式が着目しているのは「定着」です。小腸・大腸まで生きて届くのは当たり前だとしたうえで、善玉菌が効率よく働くには腸への定着が必要だと説明しています。
この商品には、胃酸や胆汁酸に強く、腸壁に付着する力が強い善玉菌が5種類配合されています。1本あたり63億個。菌の名前まで公式が開示しています。
もうひとつ入っているのがイヌリンです。イヌリンは水溶性食物繊維の一種で、公式は善玉菌の餌となる食物繊維だと説明しています。水溶性食物繊維は種類によって性質が異なるまとまりなので、イヌリンの説明を水溶性食物繊維全体の話に広げることはできません。
公式は菌株名まで公開しています。乳酸菌はラクトバチルス アシドフィルス NCFM®、ラクトバチルス アシドフィルス La-14™、ラクトバチルス パラカゼイ Lpc-37™。ビフィズス菌はビフィドバクテリウム アニマリス 亜種 ラクティス HN019™とBL-04™。菌は種類だけでなく株によって性質が異なるため、株名まで分かることは中身を比べる手掛かりになります。
1日1本(1.5g)に、5種類の乳酸菌・ビフィズス菌を63億個。イヌリン(チコリ抽出物)を主原料としたスティックタイプです。乳成分・小麦は使用していません。
5種類の内訳は乳酸菌3種とビフィズス菌2種です。63億個は5種類の合計で、株ごとの内訳は公式に記載されていません。棒の長さは種類数の比で、菌数の比ではありません。
WHAT'S SPECIAL?
公式は、腸に定着する特定の5種類の乳酸菌・ビフィズス菌を配合した日本で唯一の乳酸菌等配合製品だと説明しています(TPCマーケティングリサーチ株式会社調べ、2025年1月調査時点)。「日本で唯一」の範囲はこの5株の組み合わせについてであり、他社が同じ菌を使えないという意味ではありません。菌株名がすべて開示されていること、胃酸や胆汁酸への強さと腸壁への付着力という選定の観点が示されていることが、この商品の具体性です。
1日1本を水とともに。温度に注意が必要で、そしてシリーズ内に菌株の違う製品があります。
公式は、加齢・不規則な生活・ストレスなどで体内の善玉菌が減少すると説明しています。
胃酸や胆汁酸に強く、腸壁に付着する力が強い菌を1本63億個。
温かい料理や飲み物に混ぜると善玉菌が死滅する可能性があります。
注意:温かいお料理(お味噌汁など)や温かい飲み物(コーヒーやお茶など)に混ぜると善玉菌が死滅する可能性があるため、公式は水とともに摂ることを推奨しています。乾燥度が高い処方のため、摂取時に熱感を感じることがあります(公式は湿潤熱によるものと説明しています)。ヨーグルト作りなどの発酵利用はできません。乳成分・小麦は使用していません。食物アレルギーのある方や通院中の方は医師に相談してください。まれに体質や体調により合わない場合がありますので、その場合は使用を中止してください。保存は直射日光を避け、お子様の手の届かない涼しく乾いた所で行ってください。
63億個は1本に入る善玉菌の数、5種類は菌株の数です。この商品で比べどころになるのは数ではなく、どの株が入っているかと、その株を選んだ観点です。公式は胃酸や胆汁酸への強さと腸壁への付着力を挙げ、株名をすべて開示しています。
言える範囲:菌数と種類数は中身の説明であって、効果の大きさを示すものではありません。株ごとの菌数の内訳は公式に記載されていません。
配合されている5種類:乳酸菌 ラクトバチルス アシドフィルス NCFM®、ラクトバチルス アシドフィルス La-14™、ラクトバチルス パラカゼイ Lpc-37™/ビフィズス菌 ビフィドバクテリウム アニマリス 亜種 ラクティス HN019™、ビフィドバクテリウム アニマリス 亜種 ラクティス BL-04™。1本あたり合計63億個。NCFM®・La-14™・Lpc-37™・BL-04™はDuPont社の登録商標または商標、HN019™はライセンスに基づき使用されるFonterra Groupの商標です。/シリーズ内の違い:ニュートリ プロバイオ プラスはNCFM®・Lc-11・Lpc-37™・Bi-07・BL-04™。ニュートリキッズ プロバイオCはHN019™にビタミンCと亜鉛を加えた設計で、水なしで口の中で溶かして食べられます。/栄養成分:1本(1.5g)当り エネルギー5.6kcal、たんぱく質0.04g、脂質0g、炭水化物1.4g(糖質0.5g、食物繊維0.9g)、食塩相当量0.002g。内容量45g(1本1.5g×30本)。/原材料名:イヌリン(チコリ抽出物)、マルトデキストリン、ビフィズス菌末、乳酸菌末、微粒二酸化ケイ素。
温かいお料理や温かい飲み物に混ぜると善玉菌が死滅する可能性があるため、水とともに摂ることが推奨されています。摂取時に熱感を感じることがあり、公式はこれを「湿潤熱」(固体表面に液体が接触した際に界面で発生する熱)によるものと説明しています。生きた乳酸菌とビフィズス菌を含む処方では長期間安定な状態を保つために乾燥度を高くする必要があり、そのため液体との接触で発生する熱が大きくなると説明されています。ヨーグルト作りなどの発酵利用はできません。/ニュートリ ファイバーパウダーとの併用は可能とされ、同製品には難消化性デキストリン・イヌリン・グァー豆酵素分解物の3種の水溶性食物繊維が配合されています。ただし過剰に摂るとお腹が緩くなったりガスが発生しやすくなる場合があるため、様子を見ながら調整することが公式に勧められています。/公式は、研究結果から各菌が継続使用の中止後2週間は腸で生きていると考えられると説明していますが、その試験の条件・対象・期間は本ページの確認範囲では取得していません。定着の先の健康アウトカム、および5株を組み合わせたことによる相乗効果を示す資料も確認していません。/イヌリンは水溶性食物繊維の一種ですが、水溶性食物繊維は難消化性デキストリンやペクチンなど性質の異なる成分を含むまとまりであり、イヌリンについての説明を水溶性食物繊維全体へ広げることはできません(厚生労働省・FDAの一般説明に基づく整理)。イヌリンの配合量は公式に記載されていません。
ALICE INTERPRETATION
腸にとどまることに着目して選ばれた5種類の乳酸菌・ビフィズス菌を、1日1本63億個で摂るスティックタイプの製品です。
菌株名がすべて開示され、選定の観点まで説明されている。数ではなく中身で比べられる商品です。
1日1本(1.5g)に5種類の乳酸菌・ビフィズス菌を63億個含むスティックタイプのサプリメントです。主原料はイヌリン(チコリ抽出物)で、乳成分・小麦は使用していません。
「定着」です。小腸・大腸まで生きて届くのは当たり前だとしたうえで、腸内にとどまることが必要だとし、胃酸や胆汁酸に強く腸壁への付着力が強い菌を選んだと説明しています。
菌株名がすべて開示されていること(NCFM®・La-14™・Lpc-37™・HN019™・BL-04™)と、その選定観点が示されていること。公式はこの5株の組み合わせを配合した日本で唯一の製品だと説明しており、調査主体と時点も明示しています。
確認できるのは菌株の構成、菌数、選定の観点、イヌリンの配合、そしてシリーズ内の菌株の違いです。定着した結果として体に何が起きるかは確認できた範囲にありません。5種類を組み合わせたことによる相乗効果を示す資料も確認していません。公式は、研究結果から各菌が継続使用の中止後2週間は腸で生きていると考えられると説明していますが、詳細な試験条件は本ページでは確認していません。
プロバイオティクスは「菌数の多さ」で語られがちですが、この商品は株名と選定観点で説明しています。そこは比べやすい。一方で「定着するから体がこうなる」までは公式も言っていません。中身の具体性に納得できるかで選ぶ商品です。
菌の話は、数の大きさで押し切られやすい領域です。この商品が示しているのは、どの株を、なぜ選んだか。Aliceなら、その具体性を評価したうえで、定着の先の結果については確認できていないと正直に置きます。